十勝に元気な人を増やしたい!!
からだの相談室Loosen 主宰
植原 良
Ryo Uehara
人間が手を付けていないものが自然の定義とするならば、人間は本来自然であり、子どもたちは大人より自然な存在です。
そして、未来に向かってぐんぐん大きく伸びていく、植物の新芽の様な存在だと私は考えています。
自然を育て育むには、ある程度の『手入れ』が必要になっていきます。
作物であれば土地を耕し、種を蒔き、水・肥料を与え、日々見守り世話をし、微調整をしながら育つまで待つことが『手入れ』です。
そして、自然である子どもには『手入れ』と、親や周りの大人達からの、社会に適応していくために必要な『躾』が必要になっていきます。
本来、自然に対して何かを強制する事は出来ないはずです。
子どもにとって親は環境です。
そんな、自然である自分の子どもたち三兄弟に環境である私は、『躾』ではなく強制的に操作する『押し付け』で行ってきました。
今振り返るとそれは、私の両親の離婚や弟の自死を経験し、理想の家族像への欲求や渇望、さらに『◯◯すべき』、『◯◯でなければダメだ』という、強い思い込みからくる行動だったのだと思います。
また、18年間関わってきたサッカー少年団の指導の場面では、日々見守り微調整をしながら大きく育つまで待つ『手入れ』ではなく、選手たちに自分の考えを伝え矯正しようとする指導者でした。
しかし、低学年(1〜3年生)の指導に関わるようになってから、子どもたちが純粋に身体を動かして楽しんでいる姿や、喜怒哀楽を思いっ切り出しながらサッカーを通して成長していく過程をみていると、私が行ってきた自分の価値観を『押し付け』る、矯正しようとする指導に違和感を感じ始めました。
そこから、自分自身の生きづらさや過去の振り返り(内省)を始めました。
毎日感じたこと、気づいたことだけではなく、自分の体重や体調、その日食べたものなど、自分の体にも目を向けていきました。そのノートは7年間で10冊になり、今も自分の振り返りに役立っています。
さらに、育児・教育、身体・健康、サッカーの指導法やメンタルトレーニングを学び少しずつですが、自分が変化していくのを感じていました。
そんな過去の自分、生きづらさを抱えている自分を変えるための取り組みをしている時に出会ったのが、『武道的身体原理』でした。
私自身の身体と心の変化。そして、息子たちとの関係性や、少年団での指導法、周りの人間関係の改善など、大きな価値観の変化をもたらせてくれました。
この『武道的身体原理』を学び私自身が日々大切にしているポイントが3つあります。
1、自分の癖を自覚して、修正する
2、背骨を意識して、身体の中心から動かす
3、緊張を抜き、筋力に頼らない動きをする
この3点を日常的に意識し継続した事で、身体の変化だけではなく、物事の捉え方やメンタルにも好影響を与えてくれました。
以前の私は、計画通りに物事が進まない時や、ちょっとした意見の食い違いなど、自分の思い通りにいかない時に、怒りの感情が起きていました。さらに、過去(後悔)や未来(取り越し苦労)に意識が向き過ぎてしまい、『今現在』に臨場感がなく不安に囚われ、ストレスを強く感じ疲れやすい人間でした。
しかし、『武道的身体原理』に出会い、自分の癖を認識し、目の前に居る相手を感じる稽古を続けると、身体が軽く使えるようになり、慢性的な肩凝りと背中の張りがなくなりました。さらに、怒りの感情や不安の感情に振り回さることもなくなりました。
身体の稽古続けて6年目になりますが、日々強く実感している事があります。
それは、
身体と心は一つであり、どちらも整うことが健康で充実した日々を送れる鍵なんだ
ということです。
私に変化と喜びを与えてくれた『武道的身体原理』を応用した、整体術と身体の使い方、そして18年間サッカー少年団指導に関わり気づいた知見や運動指導を用いて、お客様に効率的で疲れにくい軽い身体と心を手に入れて頂きたいと思っています。
以前の私は、コーチ=教える人でしたが、私が目指している理想のコーチ像は、
コーチ=伴走者であり、一人ひとりに適した正解を探す協力者
です。
皆様に緊張が抜けた身体、筋力に頼らない効率の良い身体の使い方を伝え、スポーツに関わるアスリートの目標・目的達成のためのサポート、痛みに困っている方の問題の改善、そして、多くの親子(環境・自然)に私の人生に大きな変化と喜びを与えてくれた『武道的身体原理』を伝え、一緒に変化と成長を喜べるコーチでありたいと思っています。
取得資格
- 東洋医学つぼ療法師 東洋医学総合整体師
- 東洋医学足つぼ療法師 東洋医学足底療法師
- 東洋医学研究学院フットケア講座修了
- JADP認定 スポーツメンタルトレーナー
- JADP認定 上級心理カウンセラー
- からだコーチ養成講座 第1期〜第4期受講
不調改善歴
時期 | 不調からの改善歴 |
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幼少期 | アレルギー体質により、点鼻薬と目薬が手放せない生活を送る。 季節の変わり目に手の皮が剥ける汗疱や、肥満・便秘・肌荒れに悩む。 |
14歳 | 萎縮性胃炎が原因で胸焼け・不快感症状に苦しむ。 |
23歳 | 左膝痛と椎間板ヘルニアに悩まされ、左膝半月板除去手術と椎間板ヘルニア治療を受ける。 入院生活を経験したが改善せず、1年以上痛み止めを飲み続ける。 |
26歳 | 十勝均整社に就職。 手作り酵素・発酵食品を生活に取り入れ腸内環境改善に成功し、点鼻薬や目薬を手放す。 汗疱、便秘、肌荒れも改善する。 |
36歳 | 中学生の時から苦しんでいた、萎縮性胃炎が原因の胸焼け・不快感症状の原因がピロリ菌と判明。 除去治療を受ける。 |
38歳 | 武道的身体原理と健康習慣を学び始める。 内臓系+骨格系の痛みと不調から解放され、10kgの減量に成功する。 |
現在 | 独自のメソッドを元に起業し、痛み・不調・身体の使い方の改善コーチとして活動を始める。 武道的身体原理を用いた整体施術で、十勝に元気な人を増やしたいという想いで活動している。 |
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